数年前から大企業でも採算性重視(様々な理由によりますが、アクティビストに狙われる前に能動的に不採算部門の売却等、外資系大手PEファンド、日系ファンドでも活況を呈しています。メガバンクもPEファンドと懇意にすると新しいローン供与機会にありつけ、収益獲得機会も増大、M&A部隊もその観点からのビジネス展開となり米国流の状況に近くなっていると言っても過言でないと思います。
また、東証改革の時価総額100億円問題に絡み、コンソリデーション(今後の事業拡大望み薄のケースは非上場化(MBO: =PEファンドの資本供与機会)、同業他社とのM&Aにより解決策を図る動きが出ています。
ハゲタカ、と言う言葉はあまり言わなくなりました。そもそも、マスコミが囃し立てていました(ウケるので!)が、本場の米国ではハゲタカは不良債権投資家を差し、大手PEファンドは金融の最頂点として最も尊敬を集めているのが古くからの実態です。