恐怖指数の私の認識は、
- 株式市場のボラタリティー指数:具体的にはS&P500のオプションのインプライドボラタリティーの数字の認識です。
- 最近は、15ぐらいだとリスクオン、(株式)市場は好調、要はブル(強気)相場、上昇基調、楽観的な市場環境です。
- 逆に20超となると弱気、リスク懸念が顕在化している環境です。コロナとか、トランプ関税とかの突風に遭遇すると、40以上に即座になります。
VIX(ボラティリティ・インデックス)は、株式市場の予想される30日間の変動率を示す指標です。通常、「恐怖指数」とも呼ばれ、市場の不安やリスクの高さを測定します。VIXが高いと、市場が不安定であり、投資家がリスク回避を進めていることを示唆します。一方、低いと市場が安定していると考えられます。
VIXはS&P 500指数のオプション価格から算出され、市場の期待値に基づく未来のボラティリティを示しています。投資家やトレーダーは、VIXをヘッジや投資戦略の一環として利用します。
VIX(ボラティリティ・インデックス)は1993年に導入されました。米国CBOE(シカゴ商品取引所)によって開発され、最初に公表されたのは1993年からです。それ以来、市場の不安やリスクの指標として広く利用されています。
下記はVIX開始来の推移、2008年9月のリーマンショック、その後のコロナ、今年のトランプ関税となると急騰します。
経験的にはベア相場察知時にPut Option購入需要が急騰するためImplied Volも上がると学びましたが、、、今一、そんな単純なものでもないと思っています。

上記を見ると明らかにスパイク(急騰)しているところは左から、
1)リーマンショック9/2008
2)コロナの始まり、2020年ごろ
3)トランプ関税ショック、今年4月
とVIXが爆発しています。