とある人に、30年以上前に金利というのはお金の価格!?と言われ、3秒後になるほどと思いました。確かに金利が高い=お金を借りるのにコストが掛かる、と言うことです。運用する方もまた然り。
信用度による金利の差異:当然ですが、信用力の高い、(貸倒れ確率の低い人)借入対象は低い金利、逆もまた然り。
借入期間による金利の差異:長期間になればなるほど、貸倒れリスクも高まるわけで、通常は期間に応じて右肩上がりの借入金利となります。

米国債

右肩下がりのイールドカーブ:イールドカーブとは借入期間に応じての金利レベルをプロットしたカーブです。短期的には高い金利レベルだが、中長期的には金利レベルが低下と市場が見ると中長期金利が短期金利よりも低くなる状況です。よく、リセッション(不景気)入り前の兆候と言われます。不景気になると金利低下することがよくあるからです。
Term Structure(タームストラクチャー、期間構造):1年後、2年後、3年後、5、10年後、その他期間でもイールドカーブを描きます。一方で、このカーブからは1年後の1年金利レベルも計算可能、どの先スタートの期間金利も計算可能です。ここから乖離がある場合はあービチラージ(裁定)機会が存在します。
今はトレーダーの不正行為によりLIBORという金融市場の銀行間の基準取引レートが昨年末に完全廃止されてますが、これはテームストラクチャーの理解には役立ちます。要は3ヶ月の金利を直近から、5年後ぐらいまで四半期ごとの金利レベルをトレードしてました。
ED Futureの価格表を入れる!!!