これから本コラムを一般公開するにあたり、当社のロボアド戦略についてもしばしば言及することにします。既にマルコムの今年3月、GInza SIX能楽堂にて足袋まで履いて行なったピッチ、また、AI嬢による当社の二大差別化ポイント、プロファイリングとゴール主導運用については説明しましたが、下記はマルコムについての紹介です。
マルコムストーリー
マルコムとロボアドバイザーとの出会いは2013年にまで遡ります。当時の創業まもないお金のデザイン、ロボアドバイザーの創業2番目のメンバーとして参画、2017年にウェルスナビとほぼ同時期にローンチ、当初はCTO(チーフテクノロジーオフィサー)として、また長年CIO(最高投資責任者)も務めてきました。が、2023年には退職、ヘッジファンドマネージャー等になる誘いもあったが、再度、普通の人々の為に運用で貢献したいとの志で当社を起業。ロボアドはヘッジファンド等のゼロサムゲームでは無い、この意思で起業しました。
1970年10月、ニューヨーク市、ブルックリン生まれ、クィーンズにて育ちました。マルコムは三人兄と姉の末っ子。 母親はイタリア系、父はスロバキア・ドイツ系、高校はGifted(天才系)STEM教育実践のスタイバソンスクール、大学、大学院ともコロンビア大学、数学、物理学修士、高校時代より様々な賞を受賞、また、NASAより物理学にてブラックホールについての研究にて補助金受領。博士課程に進むも途中で、野村証券米国法人NYに就職、ヘッジファンドの分析、Fund of Fundのアナリスト職を高等数学を活かして経験、後に野村證券東京へ転勤、その後、2002年末に和製ヘッジファンド、あすかアセットマネジメント(元Tudor Japan、チューダーはムーアと並ぶ、超著名ヘッジファンド)のリスクマネジメント職に就きました。
あすかアセット時代にはリスク管理システム開発、他、様々なオペレーション関連を経験。また、しばしばトレーダーにポジション提案もしました。2006年より三菱UFJ投資顧問にてグローバル債券アービトラージマネージャーを経験しています。
プライベートは猫ボラ(ンティア)。在日25年間で、約五百匹の猫を救い、飼主を日本人の愛妻とともに見つけてます。自分のペット、数匹以外にも里親待ちの猫は常時3-7匹いますが、里親待ちの子猫をペットの猫が親の様に可愛がったり、微笑ましい、癒される家庭です。 (そもそも、渡辺がマルコムに親しみを持ち、オモロく良い輩と思ったのも、互いに砧公園近くに住んでたころ、真夜中にマルコムが生後間も無く彼らの看護の甲斐も虚しく天国に赴いた赤ちゃん猫を袋に入れスコップ持って砧公園に埋めに行く話を聞いた時でした)