今年もよろしくお願い致します。新年第一弾はこちらです。FBにポストした谷田さんのまとめは下記:私も社会人野球、ノンプロでしたかったのですが、大学野球部までは”下手の横好き”でも継続可能ですが、社会人はそうはいきません。先日、私の心情を吐露(横浜の重厚増大大企業ならできた?)したら、二人の同期は唖然、白けた空気がゴルフ後のリラックス飲みタイムにも関わらず、流れました。泣
8分目辺りから増居投手(ヤクルト2025ドラフト4位、背番号43), 細山田コーチ(元DeNA、ソフトバンク)等が辰巳コーチ(講師)の質問に答えてます。
【「稼ぐ仕組み」を知らない選手は、生き残れない時代になる?】
私の慶應大学野球部の先輩である、トヨタ自動車硬式野球部の辰巳智大コーチが、非常に画期的な取り組みをされていました。
それは、野球部の選手たちに「決算書の読み方」を教えるというもの。
かつてのような終身雇用が前提ではなくなった現代において、企業がコストをかけて野球部を持つ意味は何なのか? それを選手自身が考え理解し、「会社がどうやって稼ぎ、自分たちがどう貢献できるのか」を見いだせない限り、社会人野球の永続的な発展は難しいと私は常々感じています。
今回「トヨタイムズ」で公開されたこの動画は、単なる会計知識の教育ではなく、その先にある「社会人野球の存在意義」そのものを選手が考えるきっかけにもなるのではと思いました。
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【谷田的な見どころポイント】
①「1.45兆円のマイナス」を「ポジティブな意思」と読む
決算で説明された、為替や関税の影響で1兆4500億円もの減益要因がある件について説明。普通であれば「値上げ(価格転嫁)」でカバーしようと考えるが、トヨタはあえて自分たちの原価低減や台数増で耐える道を選びました。 辰巳コーチはこれを「トヨタは安易な道を選ばない」という企業スタンスとして選手に伝えています。 「苦しい時こそ、逃げずに鍛えて挑む」というアスリートのマインドに響く、見事な翻訳だと思いました。
②難解な「損益分岐点」を「練習後の消灯」で腹落ちさせる
会計の損益分岐点の話で、辰巳さんはグラフの青い線(固定費)を指し、「練習後のこまめな消灯は、単なる節約だと思わず、この『青い線』を下げて利益体質を作っていると思ってくれ」と解説しました。 「自分たちの何気ない行動が、会社の経営数値(固定費削減)に直結している」と選手に当事者意識を持たせる説明として流石でした。
③「決算を読む力」=「野球のサインを読む力」
決算書の数字の裏にあるトップの想いを読み解く訓練は、「グラウンドで監督のサインの意図や、選手同士の言葉の裏側を汲み取る力(コミュニケーションの質向上)」に通じると説いていました。
事業と競技が理想的にシンクロした、社会人野球の未来を感じました。
これからの企業スポーツの在り方、そして「応援される組織」の作り方がここにあります。ぜひご覧ください。